- by kii -
lolipopにnextcloudをインストールして自分だけのGoogleDriveを作る。

レンタルサーバにnextcloudをインストールして自分だけのGoogleDriveを作る。みたいな記事を見つけてLollipopでやったらできたが、意外と詰まったので、メモを残しておく。
※多くの場合レンタルサーバはVPSではなく共有サーバかと思います。迷惑のかかるレベルで頻繁な更新があったり、無理やり4K動画再生みたいなことしようとすると、もしかしたらご迷惑になる可能性があります。もしチャレンジされる方で、企業規模での導入等でしたら素直に社内NAS(QnapなどのDriveみたいなOSがついてるもの)やGoogle Suiteなどを使用されたほうが良いかと思います。
また、今回のチャレンジは完全にサポート対象外なので、なにかあっても僕もLolipopも責任は負いません。
Lolipopの規約も一読ください。
https://lolipop.jp/terms/prohibition/
Nextcloudのインストール方法にはArchive FileとWeb Installerの2種類がある。
今回は後者をどちらでもWAF設定や海外アタックガードとアクセラレータはオフにしたほうが良いかと思われる。(というか、しないとうまくいかない。)「
それと、証明書の発行も先に行っておこう。
1.NextcloudのWebインストーラーをダウンロードする。
https://nextcloud.com/ にあるダウンローダーからWeb Installerのファイルをダウンロードする。
setup-nextcloud.php
ひとつだけファイルがダウンロードされる。
これをWebdavでもFTPでも構わないのに指定のサブドメインのディレクトリにアップロードする。
2.Nextcloud用のDBを作成する。
ロリポップのスタンダードコース以上であればデータベースの項目があるはずなので、そちらから作成する。
Nextcloud ではSQliteを使用することもできるが、ここはMySQLを使用する。
3.Nextcloudをインストールする。
setup-nextcloud.phpをアップロードがしっかりアップロードできているのであれば次のステップに。
https://yourdomain.com/setup-nextcloud.php にアクセスしてインストールするだけ。
僕の場合はサブドメインにインストールしたので、nextcloud.xxx.xxx/setup-nextcloud.phpにアクセスするだけ。
あとは自動でインストールが始まるので、非エンジニアの人でも黒い画面を使わずしてインストールが終わる。
最初の画面はどのディレクトリにインストールするのか尋ねられる。これは「.」にすることで同一のディレクトリにインストールすることができる。
nextcloudなどを指定すると、yourdomain.com/nextcloudという形になる。
3.Nextcloudに情報を打ち込む
Lolipopに
データベース名 | LAA000-abc123 | ![]() |
---|---|---|
データベースホスト | mysql000.phy.lolipop.lan | |
データベースバージョン | 5.6 | |
ユーザー名 | LAA0000000 |
上記の情報が必要になる。
■データベースのユーザー名(自分のもの)
ユーザ名を入力
■データベースのパスワード(自分のもの)
データベース作成時に入力したもの。操作するから確認もできる。
■データベース名(自分の環境にあわせる)
データベース名
■データベースのホスト名(自分の環境にあわせる)
データベースホスト
これで終わり。すぐにページが切り替わり、Nextcloudに移動するだろう。
参考文献
Nextcloudが設定できたみたい-ロリポップ版